なぜ外国人にオススメのお土産が日本のコスメなんでしょうか?
それはズバリ、日本のコスメ(基礎化粧品)はプチプラで、様々な悩みにアプローチできるくらいに種類が豊富で、保湿力が抜群に良いからです!!
勿論、お肌は人種や育ってきた環境によって異なる為、自分のお肌にあったコスメを使用するのがベストなのですが、日本人に比べて欧米人は表皮層が厚いため刺激に強い肌質と言われています。
また、シワやたるみが目立ちやすい肌質の人が多いとも言われており、保湿力が高く、比較的ダメージに弱い日本人の肌に合わせて作られた日本のコスメは、外国人の肌にも合う傾向があると言えます。
皆さんも海外旅行に行った際に感じませんか?
「うわっ、ここ乾燥してる!」
「ものすっごい湿気!」
そう、私たちの肌は敏感に湿度の違いを感じ取ります。
(私の場合は毛穴で感じ取りますw 乾燥した場所だと毛穴の開きが治ります)
私たちにとって、湿度が高いのは梅雨で慣れたものですが、それでも不快は不快ですよね。
また、カラッと晴れてるのは本当に気持ちが良いものですが、あまりにも乾燥していると息苦しく感じたり、不快に思うことも。。。
実はそれ、慣れているはずの現地に住む人達だって同じなんです。
ヨーロッパ圏の人達は毎日お風呂に入る人が少ないと聞いた事がある人いませんか?
誤解がないようにお伝えしておくと、あれは決して
「ヨーロッパ人は不潔だから。」ではありません!!
空気の乾燥、そしてお水が日本と違って硬水の為、乾燥しやすくなったり、硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムが髪に残ることでゴワゴワになるという理由があるからなんです。空気も乾燥、お水使っても乾燥と実は二重苦なんです。
筆者のこれまでの海外渡航歴から思うに、1年中湿度の高い国以外では乾燥に苦労している女性が大半と言っても過言ではないはずです。(アジア圏でも我々日本や韓国など冬がある国々では、お肌の乾燥は大問題ですよね)
それに、日本に比べて激しく空調が効いている海外では、季節問わず乾燥の脅威にさらされているのは間違いありません。
そこで、保湿力が優れている日本のコスメ商品の出番なのです。
日本では安くて高保湿な商品を手に入れられますよね。
また、様々な悩みにリーチするコスメが沢山あることから、お土産には本当におすすめなんです!
湿度が比較的高く乾燥がそこまで深刻ではないアジア諸国でも、そもそも日本の製品はそのクオリティの高さから人気なので、アジア圏の国々の女性にもコスメをお土産にするのはオススメです!
さあ、では実際どんなコスメが良いのでしょうか?
具体的にオススメのコスメをご紹介します!
Contents
化粧水
アメリカや、筆者が以前住んでいたカナダなどでは、化粧品に含まれるお水自体が硬水が使われている理由から、化粧水ではなくトナーと呼ばれるいわゆる拭き取り化粧水が主流です。
なのでカナダ生活時代、化粧水コーナーの棚を見回しても私たちが想像する化粧水が一向に見つからなかったので、現地のドラッグストア(因みに英語ではpharmacyファーマシーと言います)の店員さんに「ローションはどこだ?」と聞くと、ボディクリームの棚を紹介されたくらいです。
「待て待て、そうじゃない。」と心の中でツッコミましたよね。
そう、北米では「ローション」は主にクリームのこと(body lotionといいます)を差し、化粧水はtonerといいます。
ボディクリームの棚に連れてこられた筆者は、この時初めてその事実を知りました。そして、我々の知っている化粧水が存在していない事も。。。
その後、再度もう1回見てみようとトナーの棚に戻り、舐めるように化粧水の棚を見回したところ、唯一見つけたのがニベアの化粧水でした。(当初は販売されていたようですが、現時点では販売停止となっているようです。本当に残念です)
当時は、デパートなどに入っているシャネルやエスティーローダーなど、いわゆるラグジュアリーブランドであれば化粧水も取り扱っていましたが当然手が出ません。
今ではネットや現地の日本のプロダクトを扱うお店などでも手に入ると思いますが間違いなく割高です。
お土産として日本から買っていけば、もし気に入って貰えなくとも残りを自分用に使えてしまう便利なお土産、それがコスメです。
では具体的にオススメの化粧水をご紹介しますね。
肌ラボ 極潤
肌ラボ 極潤 ヒアルロン酸 化粧水 ヒアルロン酸3種配合 170ml
プチプラ化粧水の王道、極潤です。
ヒアルロン酸がたっぷり入っていることで、化粧水を顔に塗る時のお肌への摩擦を最小限に抑えることができるので乾燥肌やシワ肌にはもってこい!
プルプルになるまで保湿までしてくれて1000円以下はかなりコストパフォーマンスが高い商品です。しかも化粧水の後に美容液を塗らなくても良いくらいの実力派なのでシンプルケアで済んでしまうばかりではなく、お土産としても渡しやすい値段設定なのも嬉しいところ。
ただ1つだけ注意するなら、海外の人たちの中にはベタベタするのが嫌という方もいらっしゃるので、1度使ってみて貰って気に入らないようであれば引き取って自分で使っちゃいましょう。
豆乳イソフラボン
同じく、プチプラ化粧水「豆乳イソフラボン」のしっとりタイプです。
ふっくらもち肌を目指すこちらの商品、SNSなどでも大人気の実力派プチプラ化粧水ですよね。
アメリカでも主に若い世代に人気のようです。無香料・無着色・無鉱物油でナチュラル派におすすめの化粧水です。ただちょっぴりアルコール臭がするところが気になる人がいるかもです。
とろっとしたタイプかと思いきや、実際にはさらっとして肌馴染みが良いタイプ。つけた直後はもっちり、吸い付くような感触ですが、極潤ほどペタペタしないと思うのでもっちり感触は嬉しいけど、ベタつくのは嫌という方はこちらの方がオススメです。
クレンジング
最近では海外でもオイルタイプのクレンジングが出てきましたが、基本的に海外のクレンジングといえば、クリームタイプやふき取りシートタイプが多いです。
どちらも海外で使ったことあるんですが、個人的にはクリームタイプはあの油膜感が、シートタイプは水分量が全く足りておらずカッサカサなところが全く納得いかなかったのを覚えています。
お土産として持っていくのなら、バームタイプ、もしくは水分でひったひたのクレジングシートが私のオススメです。
ink.バームクレンジング
【1位獲得!!W洗顔不要 とろけるクレンジング90g・メイク落とし】ink.(インク)クレンジングバーム 無香料(90g・約50日分)
私がここ数年ガチで使っているクレンジングです。もう本当にオススメです!!!
メイクはしっかり落ちるのに無着色、パラペンフリー、シリコンフリー、アルコールフリー、、などなどとお肌に優しい作りになっています。
クレンジングバームといえばDUOクレンジングバームがかなり有名ですが、私は成分・使用感・メイク落ちの点で全く遜色なく、価格が1/3以下のこちらのクレンジングの方が圧倒的に勝利していると感じています。
留意点として挙げるのであれば、油膜感を感じるかどうかが個人差が出そうなところです。また、水で顔をすすぐ必要があります。
ただし、このバームは割とスルリと落ちてくれるので硬水で何度も何度も果てしなく顔をすすぐ必要はありませんし、W洗顔不要でしっとり感が半端ないこちらの商品は本当にオススメです!
海外にいくなら絶対に3個セットがオススメですが、無香料タイプ以外にもシトラス、ローズ、ラベンダーの3種類の香り付きも香りがそこまで強くなくオススメです。
500円ワンコインで試せるトライアルサイズもあるので、まずはこちらから使ってみるのもいいかもしれませんね。
マンダム ビフェスタブライトアップ
マンダム ビフェスタ うる落ち水クレンジング シート モイスト 46枚
クレンジングシートでおすすめなのは、このマンダムのビフェスタモイストタイプ。
メイク落としに留まらず、化粧水の役割までこれ1枚で済んじゃう優秀なやつです。
ウォータープルーフのマスカラも落とす洗浄力は勿論のこと、圧倒的に保湿力が高く、大きめのシートにひったひたに液が染み込んでいるので、メイクを落とす際の摩擦抵抗が少なく、クレンジングした後もお肌がカッサカサになることはありません。
勿論、W洗顔も不要!
スーツケース の中に入れていくのがおすすめではありますが、クレンジングシートは機内持ち込みの対象外なので、本体まま持ち込むことも可能なので自分用にも1つ用意しておきたいですね。
注意点としては、エタノール配合な点。使用後の爽快感を感じやすくしたり、水と油を混ざりやすくする役割もあるので、エタノール配合のクレジングシートは多いのですが、アルコールにアレルギーがある方は無配合タイプを選びましょう。
ハンドクリーム
ハンドリクリームは海外でも種類が豊富なんですが、価格帯や軽さからお土産としては渡しやすいです。せっかくなので日本らしいものを用意しましょう。
SUMOU
中身はいわゆるただのワセリンなんですが、見た目のインパクトは十分で話題性がありますよね。
ワセリンなので使い勝手は良いのですが、注意点としてはメンソールが入っているので、本来なら全身使えるワセリンなのですが使う場所をひょっとしたら選ぶかも知れません。
リップクリームやハンドクリームとして使うのがオススメです。
ユズの香りのユースキン
ユースキンハナ ハンドクリーム (高保湿 低刺激) ユズ 50g×2個
クオリティが高いのは皆さんご存知の通り、ユースキンです。
日本以外にも、台湾、韓国、中国、アメリカ(アメリカでは「Yu-Be(ユービ)」という商品名)で販売されていますが、日本のように1家に1つという程ではないと思います。
日本のお土産として持っていくからには、日本特有の「ゆす」の香りのハンドクリームが筆者としてはオススメです!筆者は、ゆずの香りが嫌いという外国人に今まで出会ったことがありません!!
フェイスパック
ヨーロッパでは分かりませんが、北米ではフェイスパックはあまり見かけません。
(全くない訳ではありませんが、探し出すのに苦労するくらいメジャーな商品ではありません)
クリームパックのように洗い流すタイプなら沢山あるんですが、正直それで保湿されたと感じたことは私はありません。ぜひこのチャンスに美容液でヒッタヒタになったフェイスパックを体験してもらいましょう。
歌舞伎フェイスパック
歌舞伎座 一心堂本舗 2種類から選べる 歌舞伎 フェイスパック 歌舞伎 パック 消費税込
こちら仲良くなるネタとしておすすめなフェイスパックです。
外国人にも歌舞伎は有名ですが、隈取り(くまどり)をみただけで歌舞伎とわかる外国人は日本通の人だけでしょう。歌舞伎の画像や動画を見せながらだと理解してくれると思います。
話題性があるので、一緒につけてSNS投稿するだけで即仲良くなれちゃうんではないでしょうか。
バラマキ用 フェイスパック
またもや私がガチで溺愛するメーカーの商品をご紹介したいと思います。
こちらのメーカーさんは、高品質で効果も感じられてお手頃価格という信頼できるメーカーKISOさんです。
そんなKISOさんのフェイスパックシリーズは他メーカーではあまり見かけないレチノールやプロテオグリカンなどを配合したフェイスパックで女子ウケ間違いなし!女性の「こうなりたい!」の想いをガッツリ汲み取った商品展開をされていらっしゃいます。
正直、バラマキ用としては勿体ないほど自分で使いたくなるものばかり。
勿論、パラペンフリー、アルコールフリー、合成香料フリー、、などなどと無添加にこだわった作りなので安心です。2種類以上あればお肌のコンディションによって使い分けできる点もポイント高いです。
リップクリーム
オススメのリップクリームといえばこの1点推しです。
DHCの薬用リップクリーム。中国人の訪日外国人の方々も爆買いされていく名品です。私の職場の男性の同僚もかなり愛用しています。
このピンク色のリップクリームをスーツのポケットから出し、塗り塗りしながらそれは真剣な顔をしながら戦略の話などをしていらっしゃいます。
私の同僚のように、喋りながらでも塗りやすくて保湿力も高いので、リップクリームを塗り直す頻度が減るはずです。
価格帯もお安めなので、バラマキ用にもいいですね。ついでに自分用にもストックされることをオススメします。
ギフトにNGなコスメ
・高価すぎる
・香りがキツい
・刺激が強い成分が入っているもの
・キャラクター
上記のようなコスメはいくら効果を期待できたとしても避けておいた方がベターです。
コスメは女性にとって気持ちを上げてくれるものでもあったりします。
いくら可愛らしくてもパッケージがキャラクターの場合、あまり気持ちよく感じない人もいるでしょう。
また、免税店などで販売されているような価格帯のコスメの場合、もともとリクエストされて買っていくのなら良いのですが、そうじゃない場合、貰い手として値段もなんとなく予想が付きますし、なんでこんな高価な物を??と貰い辛いと感じる人が多いと思います。
また、コスメ独特の強い香りがお肌から1日中香ってきて頭が痛くなるという香りに敏感な人もいます。
そして例えばハイドロキノンのように肌への刺激が強い成分が入っている物などは、本人の責任の範囲で買うものであっていくら効果が期待できてもお土産としては不適切です。
自分自身は気に入っていても、相手も好きになってくれるとは限りません。
一般受けするかどうかを考えてお土産選びをしてくださいね。
コスメはお土産にオススメ。でもデメリットはある
最初にお伝えした通り、人や人種によって合う・合わないがあります。
含まれている成分に対してアレルギーがある人もいるかも知れません。
また、使い心地が気に入ってもらえないこともあるかも知れません。
ただ、それ以外は女性であれば気に入ってもらえる可能性のかなり高いお土産です。
私も海外生活で地味に困ったのが保湿力のない現地の基礎化粧品しか売り場になかったことです。(最終的にはニベア様に助けられましたが)
合わない場合は自分が使う前提でプレゼントしてみてくださいね。
まとめ
これまでの海外生活や旅行を通じて海外の方から何度か言われたこと。
それは「アジア人のお肌は綺麗で羨ましい」でした。
私からすると、毛穴だらけ・シミだらけのこのお肌のどこが?!と思いましたが、その後聞き出してみたところ、どうも「しっとりしていて綺麗」と感じてくれていたようです。
皮脂量の関係もありますが、軟水で作られた保湿力の高いコスメはそんな女性達にきっと喜んで貰えると思います。
そして今回ご紹介したコスメは、中でも実力派且つ話題性のある、お土産として手軽に手に入るコスメをご紹介しました。また、私自身の海外生活経験で感じた「これあったらいいな」と思うコスメも合わせてご紹介させていただきました。
実際に使って試してみて、自分のお気に入りをお土産にするのもいいかもしれませんね。
便利な時代ですから、現地でも入手できるものもあるかもしれません。
でももともと今回ご紹介したコスメを知っている外国人はそう滅多にいないと思います。日本の優秀なコスメをお土産を通じて紹介した結果、気に入ってもらえて、尚且つ現地でも買えるなんて事になれば、お土産を持ってきたかいがありますよね!
何度も言いますが、合わなければ自分で使えばいいんです。
お土産を渡す際にそのことだけはお伝えしておきましょうね!