せっかく考えに考えて選んだお土産、相手に喜んで貰いたいですよね。
日本人同士でお土産を送り合う分には、普段通りの感覚でお土産を用意すれば大きく外すことはありませんが、相手が外国人だったらどうでしょうか?
「日本では普通に贈るものだけど、、海外ではどうだろう??」
「日本の人にはきっと喜んで貰える!けど、、海外の人には果たして喜んでもらえるかな?」
と、ふと、不安になることはありませんか?
そんなあなたの為に、このページでは外国人にお土産を用意する時に押さえておきたいポイントをご紹介します!これで自信を持って渡す事ができますよ!
Contents
高価すぎるものはNG
「値段が高い物=相手が喜んでくれる」という訳では決してありません。
日本でも値の張る物を贈る時は、相手を選びますよね。信用している相手だったり、何かよっぱどお願いしたい事があるような思惑がある時だったりするのではないでしょうか(笑)。
海外でも同じです。高価な物を渡された時、まず最初に思うのは「なんでこんな高価な物を贈られるんだろう?」と思い、困惑してしまうのです。
それでは、せっかく相手のことを思って用意したお土産なのに逆効果ですね。
それに、何よりも送る側にとって負担になります。
自分にも準備がしやすく、相手にも気を使わせない価格帯、目安としては数百円〜数千円(高くても5000円くらいまで)の物を用意すれば十分です。
過剰な包装は不要
日本は過剰包装大国です。
海外旅行に行った際、お土産品が特に何ら包装されていないそのままの状態で展示され、
レジでも茶色の紙袋かビニール袋にそのまま入れて終わりじゃないですか?
スーパーで買ったお菓子なども、個別梱包されておらず、「え?この大量のお菓子はさすがに1日で食べきれないからしけちゃいそう。。」という事ないですか?
日本は細かいところに目が届いてサービスが本当に素晴らしいんですが、
そこまで無くても実は問題ないという時もあったりします。
先ほど例であげた、スーパーで買う消費し切れないお菓子も、ジップロックなどで保管してしまえば良い訳です。
海外から来たエコフレンドリーな外国籍の同僚も「日本はお菓子の個別梱包にプラスティックを大量に使いすぎ!」とワーワー言っておりました。
便利であると同時に過剰でもあるという事なんでしょうね。
クリスマスプレゼントや何かのお祝いの時のギフトラッピングは海外でもそれはもう派手ですが、こと、お土産を渡す時はラッピングは全くもって不要ですし、特に個別梱包されているような物で無くても問題ありません。
見た目のインパクトがありすぎるものは避けた方がベター
日本人にとってはお馴染みの海苔や佃煮のような海藻の加工食品など、
要は真っ黒の見た目は受け付けない外国人はいまだにいます。
昨今の日本食ブームで随分と海苔はメジャーな食べ物になり、現地のアジア食材スーパーでは必ず置かれていたりもするので、今となっては抵抗感が無くなった人が以前に比べると多いはずですが、じゃあ、それをお土産に。。となると話は別と考えた方がいいです。
体にも良いですし美味しい食べ物なのですが、のりが巻かれたようなお菓子などはできれば避けた方がベターです。
(必ずにもと言うわけではないので気に入ってもらえなかったら自分用のおやつにするなどにすれば良いかと思います)
因みに私の外国人の同僚の中に、あの上顎にベロッと張り付く感じが嫌いという人がいます。
また、イカやタコ、小魚などが一緒にプレスされたお煎餅など、姿形がまんま見える食べ物も、グロテスクと感じる外国人もいます。
シーフードが好きな外国人は沢山いますし、観光先でシーフードをそのままプレスにしたお煎餅を美味しそうに食べている外国人もたくさんいます。
ただ、中にはそれがお菓子になっているとちょっと。。。という人が存在している訳です。
おつまみによくある、小魚とピーナッツが一緒になっているものや、小魚を揚げた物なども人によっては、見た目が受け付けられないという人もいるので、相手の食の嗜好が分からない場合は、念のため避けることをオススメします。
和風な見た目はオススメ!
これまでは避けた方が良い点をご紹介してきましたが、今回はオススメポイントです。「味 < 見た目」の物が好まれることがあるんです。
中身はよくあるチョコレートだけど、パッケージが京友禅、物としてはただのクッキーだけど、漢字一文字が型どられているなど、外国人が好みそうな装飾がされていると
喜んでもらえます。
まとめ
お土産を贈る場合は、特にその地方の名産を贈りたくなりますよね。
それはとっても素敵なことですし、是非日本の魅力をPRして、相手の心をガッツリ掴んで欲しいところではありますが、日本人同士では喜んでもらえる贈り物も、相手が変わると押さえておくべきポイントが変わります。
お土産選びの際は、今回挙げた注意点を是非ご参考くださいね!